2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ピアニストを撃て

予告編> 1960年の作品。前年の『大人は判かってくれない』でデビューしたトリュフォーの2作目だ。『勝手にしやがれ』と同年の公開。もちろん年代なりにクラシックな雰囲気の画面。普通に楽しんだ。でもあまりコメントがでないなあ。アクションであり、悲しい…

トスカーナの贋作

劇場の紹介ページ>予告編> アッバロ・キアロスタミ、2010年の作品。この映画、ふたりの俳優を中心にした会話劇だけど、ひとことでいうと、ぱっと見そんなに面白い話じゃない。そもそもドラマを楽しむ映画じゃないからだ。 ストーリーはほとんどない。イギリ…

奇跡の海

参考(imdb)> 予告編> チャプターイメージ> 風景の映画だなあこれ。風土の映画だ。この物語は半分くらいスコットランド北西端の風土でできてているみたいだ。草原は荒涼としていなければいけないし、海は寒そうでいつも冷たい風が吹き付けているべきだし、教…

『パンチドランクラブ』

予告編> ここでのホフマンは主人公バリー・イーガン(アダム・サンドラー)をゆすって小金をゲットするマットレス販売店長ディーン。出番は少ないんだけどこの役はいい!絵に描いたような小悪党で、愛人にテレフォンセックスオペレータをさせて個人情報を聞…

『25時』

予告編> ここでのホフマンは主人公のドラッグディーラー、モンティ(エドワード・ノートン)の幼馴染みジェイコブ役。まじめでお固い上流ユダヤ系の高校教師だ。セクシーな女生徒に内心興味しんしんだけど、育った道徳観もあるし手をだしたら免職どころか犯…

『マネーボール』

公式>予告編> ここでのホフマンはGMビリー・ビーン(ブラッド・ピット)と対立する昔気質っぽいベテラン監督。よく審判に猛抗議して出っ腹をぶつけるみたいなアレだ。GMがおす選手をぜったい使わず、選手起用はオレのテリトリーだ、とあごを突き出す。でもGM…

新春フィリップ・シーモア・ホフマン祭り!

フィリップ・シーモア・ホフマン。いまやアメリカのひとくせある作り手の映画でデブといったらこのひとだ。『カポーティ』『その土曜日、7時58分』『ビッグ・リボウスキ』。このブログでもすぐに上がってくる。アカデミー賞をとった『カポーティ』では作家カ…