ちょっとソフトな父と子もの

父と子、とくに息子の映画。アメリカの映画ってなぜかこの物語がすごく多い。べつに父子関係を持ってこなくてもよさそうな『チャーリーとチョコレート工場』でも『曇りときどきミートボール』でも父による息子の承認みたいな話が泣かせどころになってたりする。基本、母子の物語ばかりのいまの日本から見てると「やっぱり文化がちがうね」といいたくなる。ディザスター系SFでも主人公は父としてとにかく頑張る。『ミスト』『宇宙戦争』『アルマゲドン』。で、今回見た2本はどっちも離婚された父。それにこころやさしい(たぶん)息子のお話です。