ミッションインポッシブル ローグネイション


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これ、飛行機でみました。映画館のダイナミックさの何分の一もわかんないだろうなあ。でも十分楽しんだ。アメリカ系スパイアクションでおなじみの「ヨーロッパ古都」「オペラ」要素もきっちり入っているのがおかしかった。キーパーソンは超ハイスペック美女で、たのもしく任務に協力してくれるんだけど、仲間なのか敵なのかは最後まで確信させないつくり。

それからあれですね。ややネタバレになりますが、本作のキーパーソン美女のポジションや、彼女がらみで英国情報部が暗躍するところは『U.N.C.L.E』そっくりの人物配置だ。けれど『U.N.C.L.E』とちがってイギリス側がけっして格好よくなく、というかむしろ完全に悪役なあたり、じゃっかん『キングスマン』の仕返しにもなっているわけだね。で、悪役側のヒーローがまたべつにいる。知性派だけどかたくなな思い込みで狂った作戦を遂行する系だ。彼がどことなくロシア・東欧人っぽいのはこれもなんだか色んな映画で見た気がする。伝統なんだろうかね。